こんにちは。今回の題材は【けちコン】についてです。

みなさん、大会に出場する時を想像して下さい。
「今回のメタってなんだろう」
この類は必ずしも考えられます。
「今日の晩御飯どうしよう」
「あ、俺今ヘモグロビン足りない」
といったことを真っ先に考えてしまう人は、大会上位に食い込むことは難しいでしょう。

メタの中心と言っても過言でない、けちコンについて分析してみます。

まずFinalsの各地方のコントロールデッキ数を私がわかる範囲で調べてみました。

コントロール総数
新潟:44
北九州:26
千葉:40

けちコン総数
新潟:15
北九州:6
千葉:10

コントロール使う人の3〜4人に1人がけちコンです。

注:コモン、アンコモンのみでデッキを組んだコントロール、”けち”コンはカウントしていません。

ウイニーとコントロールの比率は大体1:1程度です。
コントロールが3大会で110人。ウイニーも110人と考えます。220人中31人がけちコンです。9〜10人に1人がけちコン。6人卓に1人いるかいないか、程度です。明らかに少ない。
そして31人中上位8位までに入ったけちコンは4人。
上位8位x3大会=24人。
24人中4人。上位卓に行けば6人に1人がけちコンという状況。これも少ない。

考えてください、少し前の環境を。
6人テーブルで青白パーミッションが半分。
6人中5人が青白パーミッション使用していた卓もありました。
変異種、パリンクロン、マスティコア使用率激高。

そして上位卓には青白を餌にしてきた赤緑ステロイドがワラワラ。

僕が出場していた埼玉の方舟杯という大会が異常だったかも知れませんが。

このけちコンの使用率をみると、けちコンというデッキは”支持されるほどの強さ”がないように思われます。本当に強ければ使用者はもっと増えるハズです。上位卓にもっと食い込みます。

なぜか。

まずけちコンの動きから分析。

けちな贈り物が核にあり、1枚カードが多数。これにより様々なデッキに対して戦える仕様。
エンドカードは大半が国生さゆり。メイン2、サイド2が多い。
たまに、極楽鳥が「かかったな!11!」と言わんばかりに忍者になります。「SUSHI!SUKIYAKI!」と発狂しながら忍者が殴ってきて墓地から国生さゆりがコンニチハ。

こういう風に書くと凄く質の悪いデッキだと思います。
真面目に書きます。
けちコンといってもどちらかというとリアニメイトに近いデッキ。リアニメイトにけちな贈り物が投入されたと考えればOKでしょう。そしてけちな贈り物でバッチリ動く仕様。

あんなに1枚カードがわんさか投入されてますが、戦いの大半は
けちな贈り物連発

夜の星黒瘴大量発生
です。

要はけちな贈り物という最凶アドバンテージカードを封じてコクショウをどうにかすれば勝てるんですよ。

さてコクショウをどうにかする方法ですが、その”方法”を発見しましたら是非僕に教えてください。

そしてけちコンが少ない理由ですが、けちな贈り物自体は強くないんですよ。
問題はけちな贈り物を打った後の状況が酷いわけで、何を持ってくるかが非常に重要になってきます。これがわかっている人が少ないんじゃないかな?「墓地に落ちて良いカード」「墓地にあることによりアドバンテージが取れるカード」の選択ですね。

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